ファッション業界では、商品を販売するための分類として、さまざまな用語を使います。一般的に使われている言葉も多数ありますが、厳密には意味が違うことも少なくないので、正しい使い方と実践的な意味合いを確認していきましょう。まず、ファッションを扱う際に必ず出てくる「アイテム」という言葉。これは、「品目、服種」「項目、条項」のことで、商品販売の分類として、これ以上細分化する必要はない最少品目を表わします。

「単品」と訳されることもありますが、「品目」「単位品目」と訳すのが正確です。ファッション業界における「単品」は主にセーター、ブラウス、スカート、パンツなどのように、上下を自分で組み合わせて着ることが前提になっている服を指します。次に、アパレルの分類です。大きく分けると、「機能」「デザイン」の二つに分類されます。

機能分類には、アパレルの構造上の違いによる区分「形態分類」と、生活様式や生活の目的よって分けられた「用途分類」があります。デザイン分類は、「シルエット」「イメージ」「ディテール」「素材・加工」による分類が可能です。シルエット分類は、トレンドを発表する際に重要となります。着装したときの外形の輪郭や容積のタイプは、シーズンごとに売られる商品の売れ行きを左右するポイントだからです。

これに対して、トレンドとは無関係に、スタイルとして、あるいはコーディネートのパーツとして定着している衣服のことを「ベーシック商品」と呼びます。これは、その服種市場全体にとっての長期定着商品です。

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